見守り [家族]
この前の受験の帰り、いつもなら吉祥寺に行くのですが、距離的に同じ位だというので、
三鷹駅に散歩がてら25分歩いて行き、そこから東京駅に向かった。
とっても素敵な風景・・・ そして、歩きやすい。
山本有三記念館の前を通って行くんですね。
以前調べて三鷹にあることはわかってはいたのですが、
こんな所にあったなんて・・・びっくりです!
次男が小学6年の時一人で新幹線で東京に行った時、
「伯父さん、伯母さんの家の近くに山本有三記念館があるから、見て来なさい。」と言って、
時前に本まで読ませて送り出した事を思い出しました。
歩きながら、自分で言ったのに何もわかってなかったことが
とても恥ずかしい気がしました。
そして、こんな看板も・・・
「素敵なネーミングだなぁ~」と周りを見渡しながら、歩いていると、
次男がどんどん先に行ってしまう。。。
前を歩いて行く次男に、だんだん離されて行く自分・・・
。 。 。
今までは傍で当たり前のように煩く言う私から・・・
これからはずっとこのように後ろから見守らなくていけない時が来たんだなぁ・・・
と実感。。。
後姿を見ながら、成長した嬉しさと寂しさが混じり合う複雑な気持ち。
。 。 。
以前、子育てに悩み、どうしようもなくてカウンセリングを受けたことがありました。
その時、言われた言葉が蘇って来ました。
「親という漢字は立木で見ると書くでしょう」と・・・
今、まさにその時なのかも・・・と感じた時でした。
次男が東京の高校を志望した時・・・
そばにいると、つい手を出してしまいそうな私だから、
手の届かない所だと諦めて見守るしかない・・・
と思った私なりの選択だったのかも知れません。
。 。
「親」というものは親になってみなければ親の気持ちがわからない・・・
とよく言われていることがわかるような年齢になり・・・
そして、
その時には親はいないんですね。。。
。 。
父に聞いてみたいことがいっぱいあったのに・・・
居なくなって初めて、厳しい優しさや偉大さがわかる。
。 。 。
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