大雪・・・そして連続屋根の雪下ろし

　　　　　　　　　　

青森は今ピンチ６日からずっと降り続けて１8日。

今日は少し雪が止み、喜んでいたのも束の間、また降り出して来ました。

「明日は雪かきしなくていいぞ」と思ったけど、無理そうですね。

　

これは、今日の晴れ間の写真。この雪の壁は２メートル以上。

夏はお隣と交流あるけど、冬には雪の壁があり、ほとんど会うことはありません。

２１日の夜に帰って来て、２２日、２３日は毎日３回の雪かき。

そればかりではなく、屋根の雪も下ろさなければ、家がつぶれてしまいます。

帰って来た次の日、吹雪いている中、トイレ、車庫の屋根雪を私一人で下ろしました。

吹雪の中、２時間掛かりました。

普通の家は自分の家だけなので、その家のお父さんがやる。

だけど、我が家は２人で、屋根雪を下ろさなくてはいけない箇所が５箇所。

いくら、私が女でも手伝わないわけにはいきません。

ここは２階の窓から出てやれるけど、こんなにずっしり溜まっているのです。

ここは屋根の上ですよ　平地ではありません

最初寒かったけど、そのうち、汗びっしょり　でも、足は冷たいです。

今日はスタッフがお休み。

私は午前中３時間半、窯二つの屋根の雪下ろしをしました。

最初、カメラがなく、半分やって休憩した時に家から持って来て撮った屋根上からの風景。

左奥に見える陶芸教室用建物は一昨日、昨日２日間で主人が雪下ろししました。

今日、私がやったのはこの終わった手前の部分と、奥の煙突がある部分。

一時間半やって、手前が終わったので、ちょっとみかんで一休み。

今度は奥です。

斜めの屋根の上で、ダンプちゃんに足をかけて、中に入れ、

１メートル近くの雪を運んで、少しずつ下に落として行く。

雪は屋根の雪をトタンが見えるくらい取ってしまうと滑るので、

少し、滑らない程度に薄く残しながら、なるべく多く落としていくのがコツ。

天気が良いと解けて、自分も一緒に滑って落ちて行く可能性大なのです。

私はなるべく斜度の少ない所をやっているので、命綱は付けていません。

９時に始めて、やっと１２時４０分に終わりました。。。ほっ～

家の窓から、私のやった場所を見ると・・・

 

右の煙突場所で１時間半、左の煙突で２時間。

これでも、２日前にやった所よりは２度目の雪下ろしなので、少ないんです。

この雪は、奥の方に持って行って捨てているのですが、それも半端でなく多いので、

屋根と繋がってしまっているように見えます。

手前に落とすのは、ほんの端の少しだけなのですが・・・

でも、こんなにあり。手前の戸は埋まってしまっています。

この雪はまた、機械で何度も運ばなくてはいけません。だから落としたくないのです。

この薪の窯は斜度があり過ぎて、落ちるので、やりたくてもやれません。

あ～ぁ・・・いつになったら雪が止むんだろう

疲れたよ～　仕事出来ないよぉ～　

神様～雪を止めて～

　　　　　　　　　　

コメント 18

テレビでは青森の雪の状況を見ていますが、実際に毎日雪と戦っているんですものね。
一人暮らしの方が屋根から落ちてきた雪につぶされる事故をみると恐ろしいです。
同じ日本でもこれだけ気候が違うんですよね。

本当にお体に気をつけてくださいね。
by あやけい (2011-01-24 22:15) 

さすが世界一の豪雪地帯…。
気をつけてくださいね！
by おじゃまま (2011-01-25 00:17) 

ニュースで、見ず知らずの家のことをやっていても「たいへんねぇ」ぐらいで見ていました。
でも、mutuminさんがこんなに苦労していると思うと、
不思議なモノで私の気分もちょっと違って、心から心配です。
体力がものすごく消耗する上に、仕事が進まないのも気が揉めることでしょう。
ストレスが溜まり体力が落ちると、風邪も膀胱炎もまた忍び寄って来ますよね。
その上、たいへんもたいへんでしょうが、命がかかっているのです。
雪下ろしで埋まって亡くなった人が何人も居ると聞きました。
写真で拝見すると、雪の多さも半端じゃないし、
それが屋根の上で鏡餅みたいに膨らんでゆがんでいるのは驚異ですね。
上の方の手つかずの雪は、相変わらず美しく見えますが、
そんなことを言っていられない状況なのはよく分かりました。
同じ水分でも、雨と雪ではたいした違いですねぇ。。。

本当に、いろんな意味でお気を付けてください。
これからも、ずっとおつきあいいただきたいのですから。
by まほ (2011-01-25 01:49) 

す、スゴイ環境なんだな。。。＾＾；
マジで驚いた。
これじゃ、仕事以外にも相当の体力の温存が必要だね?
by 銀四郎 (2011-01-25 06:00) 

凄い雪の量ですね。
昔に比べれば･･･って感じなのかもしれませんが・・・
お疲れ様です。
by まめ (2011-01-25 07:04) 

すごい雪！こういうの、スキー場以外では見たことありません。
大変ですねー、雪下ろし。腰とか、痛めないようきをつけてくださいね。
写真に映ってる平な屋根のお宅は、雪下ろしはどうしているのかな。
すみません、素朴な疑問です(^^;)
by palette (2011-01-25 07:29) 

うわ～！スミマセンでした！
雪が降って綺麗で良いな～なんて思っていました。
雪国の人の苦労が分かりました。
くれぐれも怪我や風邪に気を付けて下さいね。
早く春になると良いですね。心からそう願います！
by 親知らず (2011-01-25 08:13) 

あやけい さん・・・お年寄りの一人暮らしは本当に大変だと思います。
雪下ろしをしないといつ家が潰れるかわからないし、やってもらうと一回３～５万とられる。
だから、無理してでも自分でやるんです。
by mutumin (2011-01-25 08:39) 

おじゃまま さん・・・有難うございます。
頑張ります。
by mutumin (2011-01-25 08:40) 

まほさん・・・仕事とこういう作業があるから、つい体に無理が来るんです。
７０歳過ぎたら、免除してもらえる制度があれば、嬉しいんだけど、子供達がいなければ、年老いた体に鞭打って、やっていると思う。
青森県は早死にするわよね・・・
by mutumin (2011-01-25 08:44) 

銀四郎さん・・・体力温存どころか、使い果たしても使わなくてはいけないんですよ。フラフラ・・・
by mutumin (2011-01-25 08:45) 

まめさん・・・昔も多かったけど、手だけの作業だったので、きっと歩く所だけしか、やってなかったから、根こそぎ掘り起こさなくて良かったみたい。
だって、家に入るまでに雪の階段付いてたもん。
by mutumin (2011-01-25 08:47) 

paletteさん・・・今の家は無落雪と言って、平になっています。
これは基本的には屋根の雪下ろしをしなくて良いよ！ということになっているのですが、一部は飛ばされても、だんだんずっしり積み重なって重くなり、屋根の上にいつも溜まっている状態になる。
ということは家には負担がかかるのではないかと思い、私は土地が広いので、やめました。
この屋根もまだ歴史が浅いので、結果までわかってないんですよ。
土地の狭い家はほとんどこれです。
by mutumin (2011-01-25 08:53) 

親知らず さん・・・早く春になってくれればいいのですが・・・
この状態は例年であれば、２月半ばなのです。
１ヶ月早い、大雪の光景に先が見えて来ない状態です。
もちろん、お客様は来ないので、張り紙をして展示室も締めてしまっています。
でも、本当に誰も来ない・・・みんな心に余裕がないんですよ。
by mutumin (2011-01-25 08:57) 

お疲れ様です。雪おろしは雪国の必修事項ですから、生涯続くと思っています。幸い北海道では屋根の雪はトタン屋根で、傾斜が強く自然に落ちます。
毎年年と共にきつく感じています。体調に合わせてゆっくりやりましょう。
by シラネアオイ (2011-01-25 10:38) 

シラネアオイ さん・・・私も年々きつくなってきています。
だけど、頑張らねば・・・
我が家は落ちるような屋根にしてあるのですが、仕事場、窯場、陶芸教室など古い建物がガンなのですよ。
by mutumin (2011-01-25 17:55) 

こんにちは。スゴイですね〜〜〜(゜◇゜)ガーン
この雪はタダモノではありませんね。お疲れ様でした。
by yakko (2011-01-26 13:32) 

yakkoさん・・・本当にタダモノではないですね。
雪の怪物です。
by mutumin (2011-01-26 21:02)