SSブログ

中学の同級生(友達) [こころ(思う事・感じた事)]

[ぴかぴか(新しい)]     [ぴかぴか(新しい)]     [ぴかぴか(新しい)]

今日は曇りのち雨で、穏やか。。。これから明日にかけて雪になるらしい。[ふらふら]

今まで降ってないから、有難いと思わないと・・・

[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

今日は少し重い話。

天気が悪くならないうちに、病気の友達(以前書いたリンパ癌の友達)の所に行って来た。

行こう行こうと思いながら、私がノロウィルスやインフルエンザになったりで、

移してはいけないと思い、控えていた。

その後は、ずっと続く大雪・・・仕事に追われ、、やっと時間が出来、電話をしたら・・・

もうだいぶ体力が落ちて、具合が悪いらしい。

厚かましかったけど、クラス会幹事の引き継ぎもあるので、出かけて行った。

だいぶ痩せて、もう肝臓と骨髄に癌が来ているとのこと・・・

直ることはないので、輸血をして補うしか手立てはないらしい。。。

自分の事が出来なくなったら、入院することになっているのだが、

治療が出来ないので、ホスピス病棟へ・・・

だいぶしんどくなっているので、近々入院しようかと考えていると話していた。

クラス会の幹事の引き継ぎはしたが、その後とりとめのない話をして帰って来た。

本人は「死ぬことは怖くないけど、友達との別れが悲しい」と・・・

お料理や物作りが好きで、友達が多い人である。

また、骨董品が好きで若い時、いろいろ買いあさっては、家の中で飾っている。

家の中には、昔の黒光りしたもちつきの臼があり、その中に植物が植えられている。

玄関は昭和を思わせるレトロな雰囲気が漂い、昔のおもちゃが所狭しと並べられている。

キューピー人形がお出迎えしてくれるちょっと風変わりなお家。

太めな丸い顔だった人が、痩せて顎がとんがり、青ざめた顔を玄関で見た時は、

何と声をかけたらいいか、一瞬困ってしまった。

気分を明るくさせようと、花の話をしたり、なるべく落ち込まないような話題にしようとしても、

空回りして、私だけが浮いて話している感じがしてならなかった。

1時間話していたら、目が疲れて閉じ始めたので、

「ごめんね[exclamation]疲れたでしょう・・・もう横になって[exclamation]」と退散して来たが、

帰り、車を運転しながら、何とも言えない気持になった。

彼女の「死を覚悟し、受け入れる気持」を考え、自分だったら・・・と考えても、

自分には本当の覚悟がないから、何も浮かんで来ない。

ただ、「彼女があと少しでいなくなってしまう」という、うろたえている自分がいる。

彼女の気持ちに沿ってやることも、元気づけてやることも出来ないもどかしさ・・・

何も出来なく不甲斐ない、心だけがもがいている自分。

8年前、8人~10人で始まったクラス会が、1人減り、二人減って行くと・・・ 

先を思うだけで、悲しく虚無な気持になって行く。[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

。   。   。

そんな感じの今日は、ちょっとセンチになってしまった一日でした。

[ぴかぴか(新しい)]     [ぴかぴか(新しい)]     [ぴかぴか(新しい)]

 

 


nice!(17)  コメント(22) 

nice! 17

コメント 22

kaoru

こんばんは。
私もお友達2人が病気で20歳過ぎに旅立ってしまったので
お気持ちをお察し致します。
死と言うのは簡単に受け入れられないですが
日1日与えて頂いている命を大切に生きて行きたいですよね。
by kaoru (2011-02-17 18:53) 

まめ

いつかはあることとはいえ、今はまだまだ目を瞑っている感じです。
親戚を送ったことはありましたが、友達は実はまだなので、想像
が全く出来ないところです。
自分が死ぬ時は?ってたまに思いますが、どうなるんだろう。
今を一生懸命に生きることが重要なんでしょうね。
by まめ (2011-02-17 20:35) 

たかれろ

自分だったら、死を受け入れられるかどうか・・・ 
たぶん無理だと思います。
強い方なのですね。
by たかれろ (2011-02-17 23:05) 

まほ

死にゆくお友達が、怖がらず明るいのに、
そのお友達を失うことを怖がるmutuminさんが居る。
つらさが伝わって来ました。。。

でも、例え何も言ってあげられなくても、
mutuminさんが会いに行ったことが、何よりの慰めだったと思います。
友達がいるだけで、生きる力が増しますから♪


by まほ (2011-02-18 03:10) 

親知らず

医療関係者でも牧師でも僧侶でも無い友人なんですから
側に寄り添って、話を聞くだけで良いと思います。
mutuminさんが時間の許す限り会いに行けば良いと思います。
自分が死ぬ事よりも、友人や家族との別れが悲しい。
最後はきっと私もそう思うような気がします。
だからこそ、沢山会いに行ってあげて下さい。
by 親知らず (2011-02-18 08:35) 

yakko

こんにちは。
私も親友を癌で亡くしました・・・見舞に行った時、もう一泊してと
帰るのを引き留められたけど、用事で彼女の希望に添えたかったのが
今でも心苦しいです。私と違って、とてもしっかりした人で「飛ぶ鳥
後を濁さず・・・」全てを手配して完璧に逝きました。忌明けに形見が届いたときは本当にビックリしました。素晴らしいお手本です。
by yakko (2011-02-18 15:49) 

フサヲ

まだ、人の死を直接的に感じたことがありません・・・
今日は、何てコメントしてよいか分からないです。
お友達、mutuminさんが会いに来てくれて、
とっても嬉しかったのではないかと思います(。・ ・。)
by フサヲ (2011-02-18 16:45) 

mutumin

kaoruさん・・・本当にそうですね。
生きたくても、生きれない人のためにも、一日一日を大切に生きたいと思います。
by mutumin (2011-02-18 18:51) 

mutumin

まめさん・・・まめさんはまだ若いからこれからまだまだ先ですよ。。。
凄く年取ってるわけでもなく、だからと言って若いわけでもないこの微妙な年齢の時に、忍び寄る怖さというか、寂しさを感じます。
by mutumin (2011-02-18 19:00) 

mutumin

たかれろさん・・・私もまだ、死を受け入れる覚悟が出来てないので、微妙に心が揺れ動くんですよ。
修行が足りません。
by mutumin (2011-02-18 19:01) 

ソニックマイヅル

舞鶴の小さな街の中で、最近いきなり名前を呼ばれましたが、誰でしたっけ・・・と思ったら、すっかり様子が変わった同級生でした。
年月が流れるのは実に早いです。^^;
by ソニックマイヅル (2011-02-18 19:02) 

mutumin

まほさん・・・「友達がいるだけで、生きる力が増しますから♪」・・・このまほさんの言葉に勇気づけられます。
有難う!


by mutumin (2011-02-18 19:03) 

mutumin

親知らずさん・・・そうですね。。。
そうしたいと思います。。。有難う!
by mutumin (2011-02-18 19:05) 

mutumin

yakkoさん・・・私も yakkoさんの友達のように往きたいものです。本当に素晴らしいお手本ですね。
by mutumin (2011-02-18 19:08) 

mutumin

フサヲさんは若いから当り前ですよ。。。

いやぁ~ベビちゃん、ますます可愛くなって、よちよち這い歩きして来て、人間でいったら8カ月から~1歳ですね。。。(にっこり)
by mutumin (2011-02-18 19:11) 

mutumin

ソニックマイヅルさん・・・私も気持は2,30代でも、姿、体の中身は年相応・・・仕方ない事なのかもしれません。
by mutumin (2011-02-18 19:14) 

nougyoujin

高校時代の親友が60歳を目前にあの世に旅立ちました。正月に彼を交えて4人で酒をのみ、その場で彼から余命2ヶ月と告げられ、呆然としました。
彼は下関の水族館に単身赴任していて、死ぬ前にぜひ下関に来てくれといわれ、3月半ばに航空チケットを取り準備をしてました。その二日前、私の携帯に連絡が入り、下関から今帰り、順天堂に入院したと。
翌々日、仲間と見舞いに行き、昔話を2時間ほどして帰り、その翌々日に帰らぬ人になりました。死を完全に悟り、記念写真を撮ってくれといわれ、ニコニコしてカメラに収まっていました。あんなに冷静で意志の強い男は初めてでした。
by nougyoujin (2011-02-18 21:41) 

mutumin

nougyoujinさん・・・余命を言い渡された時から、残り少ない時間と向き合いながら覚悟が決まって行くのでしょうが、そういう場に立たされた時ほど、自分の心の弱さ、強さが出て来るのかもしれません。
果たして、自分は?・・・となると毅然と旅立ちの用意が出来るでしょうか・・・とても疑問です。
きっと友達との語らいを冥土の土産に持って行くのでしょう・・・
by mutumin (2011-02-18 22:30) 

palette

大事な人、親しい人を見送るくらいなら、先に行きたい、と思ってしまうときがあります。私は、弱いです。
自分の残された時間を悟って、しずかに受け入れているお友達、えらいですね。自分だったら、と考えてみることもありますが、実際にその時になってみないと、決して理解できない心境なのだと思います。
旅立つ時は、だれにでも訪れる。できることなら、静かに、取り乱さず、淡々と受け入れたいと思います。(思ってはいるんですが・・・そのようにできるかどうかは、?)

by palette (2011-02-19 08:58) 

シラネアオイ

一昨年8月に次兄、12月に長兄1年間に2人の兄を亡くしました。次兄は千葉で、長兄は札幌で最期を見送りました。67歳と70歳でした。今年は私も67歳になります。諸々の事はありますが人の命の尊さと儚さは誰にでも平等に与えられているものだと、痛感しました。与えられた人生を慎ましやかに生きたいと思います。
by シラネアオイ (2011-02-19 13:04) 

mutumin

paletteさん・・・私も paletteさんと同じ口で、見送るより、先に行きたいと考える方です。
でも、これだけは神が決めて下さる事だから仕方ないですね。
私も旅立ちは静かに、取り乱さず、淡々と受け入れたいと気持では思っていますが、そんなに強くないから、心迷う事でしょう。。。
by mutumin (2011-02-19 13:17) 

mutumin

シラネアオイさん・・・一年の内に身内の方をお二人も・・・
兄弟がそのように居なくなると次は・・・という気持が余計沸いて来て、心がうろたえ、震えるものです。
私もシラネアオイさんと同じで、与えられた人生を一生懸命生きたいと思っています。
by mutumin (2011-02-19 13:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。