マジック用縄文土器 [仕事(焼物・美術工芸)]
写真は撮ってあったのですが、機会がなくて、アップが遅れてしまいました。
1カ月半前に急ぎで注文されたマジック用の縄文土器。
三内丸山でちょうど1ケ月前に20周年記念のイベントがありました。
そのイベントでは小錦が来て、みんなでクイズをしたり、縄文体験をしたのです。
そのイベントでMr・マサックという化学を利用したマジックをする方がいて、
その道具に使われる縄文土器です。
青森では有名で、「でんじろう青森版」という感じで、高校の先生です。
朝日放送では夏休み、冬休みには必ず放送され、
家の子供たちも小さい時、楽しんで見てました。
この縄文土器の底に星を入れ、横の穴から覗くと何も見えない・・・
それなのに、水を入れると見えるという実験なのです。
要するに水の反射を利用して、見えて来るという仕組で、小学生の子供を驚かせる。
「不思議」を化学を通し、教えるというマジック。
私は見てませんが、無事テレビ収録も終わったようです。
50㎝近くの大きい縄文土器をたったの半月で作ってくれ
という依頼は過酷でしたが、30日(当日)の前日に焼き上がりました。
それも本焼きでなく、温度の低い(縄文土器)ものなので、OKしたのです。
天気が良かったので間に合ったけど、ぎりぎりドキドキの半月でした。
1ケ月経ったけど、縄文土器を見ると、今でもあのドキドキ感は思い出します。
お役に立てて、本当に良かった。。。