懐かしい生活 [こころ(思う事・感じた事)]
今日はお盆の13日。
朝からお墓参りに行って、今メールチェックやブログを訪問して、書いている。
久しぶりに帰って来た長男が居間でチェロの練習を始めた。
つい数年前までは、子供たち2人が当たり前のようにピアノとチェロの練習して、
その音を聞きながら、今日はイライラしてるなんぁ~・・・とか・・・
今日はやる気満々で、綺麗な音だ・・・とか・・・
怒られて、半強制的に練習させられた義務感のような音・・・
そんな、ピアノやチェロの音を聞いて生活するのが当たり前だった小学生の頃。
だんだん思春期に入り、やらなくなり、乱れた音、聞きたくない音が流れて、
私もイライラしたものだ。
時の流れと共に、二人ともいなくなり、ピアノは開けられないまま・・・
チェロは物置の奥に仕舞われ、姿を見る事もない。。。
調律料金だけがかかり、居間にドシッと陣取っているピアノ。
この大きな存在感がまた、寂しさを助長する。。。
このブログを書いている階下で長男がチェロを練習している音が聞こえる。
練習なので決して、流れるような心良い音を出しているわけではないのに、
思春期のイライラ音ではなく、少し大人になった落ち着きを感じる練習音である。
こんなたわいもない時の、何と幸せなことか・・・
懐かしい昔の生活を回想しながら、チェロの音を聞いて
パソコンに向かっていたら、今の幸せな気持ちを書いてみたくなった。
このひとときを噛み締め、大切にしたい気持ちでいっぱいである。
この時が永遠に続けばいいのに・・・
と何だか、涙が出て来そうになった。。。