青森ジュニアオーケストラOB会コンサート [音楽]
昨日の夜、第3回 星の牧場フィルハーモニー交響楽団演奏会に行った。
星の牧場フィルハーモニー交響楽団は青森ジュニアオーケストラのOBの会。
これは本番が始まる前の、お客様を迎えるロビーコンサートです。。。
30年以上続いている青森ジュニアオーケストラに小学5年から所属していた長男。
高校を卒業してOBとなり、そのOB会が二年に一度全国から仲間が集まりコンサートを開く。
みんな卒団して、大学生になったり、いろんな職業に就いている。
プロになっている人もいる。。。
音楽が好きオーケストラの仲間が好きで、
「やるよ」の一言で集まり、一つの音楽を作り出す。。。
仲間っていいですね 同じ釜の飯を食べた同級生のような音楽仲間。
年齢も職業も、男女の壁もなく、舞台で一体となり、曲を奏でる。
素敵な関係だなぁ~と・・・
今年は、J・スベリウス作曲 交響詩フィンランディア作品26・・・指揮 鷲見 尚保
E・グリーグ作曲 ホルベルグ組曲作品40・・・指揮 沖澤 のどか
A・ドボルザーク作曲 交響曲第8番 ト長調作品88・・・指揮 村川 芳信
3人の指揮者の下で、一つの音楽が作りだされて行ったのです。
沖澤 のどかさんはジュニオケOBで、現在芸大指揮科に在学中。
小さい頃からピアノ、ジュニオケではチェロ、高校の吹奏楽部ではオーボエをこなす。
小さくて、可愛いノンちゃん(通称)が指揮棒を操る。。。
華麗な手の動きで、一つの音楽が作りだされて行く。
そんなノンちゃんの本番前の素顔と本番の指揮をしてる姿をご覧下さい。
チェロ奏者のお姉ちゃんと談笑・・・
本番前に新しい靴を履く時・・・
本番で華麗な指揮さばきを披露。。。
そんなりりしいノンちゃんも結構ひょうきんな面もある。
指揮の村川先生、鷲見先生と手を取り合う。
曲が流れ、あっという間に一時間半が過ぎた。
楽しい時間は過ぎるのが早いし、演奏してる団員の楽しさが伝わって来た。
楽しさは連鎖し、観客と独特の一体感溢れる世界を作り出す。
終わってから記念写真。
そして、その後、サプライズ
20年間指導して来た、名誉指揮者でもある村川先生の還暦のお祝い。
内緒で練習して来たOBから、曲と額のプレゼント。
誰もいない客席に奥様と座り、聴きながら思わず感動の涙が・・・
そして、舞台に上がり、団員からプレゼントが贈呈された時、再び・・・
音楽に厳しい指導者ではあるけれど、みんなから愛され、先輩が後輩の面倒を見たり、
横のつながり、縦のつながりをしっかり作って来た指導方法が、
今のこの瞬間を作っているのだと思う。
写真係を仰せつかり、こんな素敵な場面に出会えて、何とも胸が熱くなる。
そして、長男が音楽を通して出来た仲間である素晴らしい先生、先輩、後輩と
心を通じ合わせ、楽しんでいる姿を見て、私もとっても幸せな気持ちになった。
音楽の力、音楽を通して出来た仲間作りの何と素晴らしい事
羨ましい限りです。。。
終わった後のざわめきは・・・
みんなでやり遂げた充実感と
これからまたそれぞれの道に進む離れて行く寂しさが、
混然一体となって、微妙な雰囲気を醸し出すものである。
このざわめきは心もようを表しているのかな