自家製黒豆 [花・ガーデニング(趣味)]
時々、 晴れ間も出て来た今日 。。。
青空を見るだけで、嬉しくなる。
これだけで喜べるって、幸せ者かも・・・
秋遅く、黒豆を収穫した。
黒豆を美味しく枝豆として食べた後、ずっとそのままにして完熟させ、
種豆と、正月用の黒豆にしようと、秋遅くまでそのまま畑に植えて置いた。
見たら、かなり鼠に食べられた痕があり、びっくりして収穫。
収穫して、枝だけを外すと、豆は少しなのに、枝殻の量がもの凄い。
これを家の中で乾かして置く。。。
干支展の時、時間があったので、乾かしたのを殻から外してみた。
殻から外すと、豆の量はさらに少なく、殻の量は豆の10倍以上になる。
それを見ていると健康優良児のような豆や虫食い豆、皮が取れている豆など色々・・・
その豆を主人に、「正月の美味しい黒豆に煮てね」と渡した。
昨夜、水に入れて置いた黒豆を、今日の朝、一生懸命選別していた。
「何やっての」と聞いたら、
「美味しい黒豆を作るには、良い豆でないと・・・」と言われた。
「えっー・・・ また少なくなるの」と、唖然・・・
選別している黒豆をじっと見入ってしまった。
。 。 。
「売ってる豆はなんて、安いんだろう」
とあらためて、農家の苦労とプロの厳しさを感じた。
自分で作ってみると、こんなにも豆に対する愛情と愛おしさを感じ、
「大事に食べよう 一粒でも無駄にしないぞ」と思う。
自分で作った豆を食べるということは、
「その黒豆の大事な命をいただく」というような気持になる。
野菜を育てる事で、こんな気持に変わり、素晴らしいことを学ばせて貰っている。
頭でわかっても、苦労して作って、最後にこんなに少しになることで、
心から黒豆の有難さがわかる。。。
野菜を育てているつもりが、野菜に育てられている私。
「人間の母親と同じなんだぁ・・・」としみじみと・・・感じた。