ヤツガシラ [食]
先日、庭で見たみかんの木も私にとっては新鮮であったが、
もう一つ初めて見て感激したものがある。
「これ」
居間のテーブルの下にこんな大きなものが箱に3個入っていた。
初めは「蜂の巣がどうしてここにあるのだろう」と勘違いしていたけど、
近づいてみると、蜂の巣ではなさそうで、硬い塊になっている。
「これなあに」と私が聞いたら、「ヤツガシラよ 知らない」と・・・
私・・・「そうかぁ~これがヤツガシラかぁ~」と感激してしまった。
主人が「ヤツガシラは美味しいんだよ食べたいなぁ~」
と常々(30年くらい)言っていた、あのヤツガシラかと思うと、なんか、感無量
私は「サトイモを少し大きくしたようなものかな」とずっと思っていたので、
あまりにもかけ離れたイメージの形状に衝撃的であった。
「持って行って 美味しいわよ」と大きいのを1個、頂いて来た。
家に帰ったら、主人はとても喜んで、早速料理してくれた。
本当は煮物2種、とこの甘味噌をのせたのと3種類作ったのだけど、
あんまり美味しくて、食べ終わる頃に写真を撮ってないことに気付く。
それほど、美味しかったのだ
ねっとりとコクのある芋の味。
主人が「美味しいんだよ」と言う所以が食べてみて、初めてわかった
納得である
主人は「母親の作ったのは、もっと美味しかったんだよ」と言っていたのだが、
もう居ないので、私は味を想像するしかない。
主人も料理上手だけれど、お母さんはもっと上手い人だったのだろう。。。
「お母さんの味、食べて見たかったなぁ~」
これを見たら、今度は植えてみたくなる。
青森で見たことないということは、きっと無理なんだろう。
ネットで調べたけど、生育時期、期間からいっても、寒さに絶えれそうもなさそうだ。
あぁ・・・作ってみたい
「作りたいよ~ん」
あの味が忘れられません。。。
ヤツガシラに会えて良かったわ
お家に伺わなかったら、ヤツガシラを見ることも、食べることも、きっとなかったはず。
「ヤツガシラ、頂いて本当に有難う
美味しかったです ご馳走様でした」