悲しい知らせ [こころ(思う事・感じた事)]
昼過ぎ、電話が鳴り、取ったら・・・悲しい知らせであった。
先週会いに行き、まだ1週間も経っていないのに・・・
「同級生がなくなった」という知らせ。
わかっていても、こんなに早く別れが来るとは、思ってもいなかった。
先週会った時の顔が・・・声が・・・話した事が私の頭をふわ~っと通り過ぎて行く。
ただ呆然と・・・ 過ぎて行く時間。
でも、私にはやらなければいけない事がある。
先週彼女から貰ったクラス会の名簿を見ながら、「その事を伝える」義務。
女子組の電話連絡を取り、クラス有志で最後のお別れに行く準備。
まるでシナリオがわかっていたかのような、直前の引き継ぎが妙に悲しい。
。 。 。
自分がどんな時でも、人には暗い落ちこんだ顔を見せず、明るい人。
友達がいっぱいいて、お料理するのが大好きだったから、いつもみんなを持て成していた。
そんな彼女だから、きっと最後の見送りは涙より、笑顔で送った方が良いのかも知れない。
小学校からの彼女の顔やまつわる出来事を思い出しながら、小学校・・・中学校・・・
大人になった時・・・彼女の結婚式の笑顔・・・毎年のクラス会・・・
道端で会って話したり・・・家にランチしに行ったり・・・昨年のクラス会・・・
そして最後に合った先週、交わした言葉や顔・・・
深い付き合いではないけど、50年近くのお付き合い。
私の知っている50年の彼女の人生が映画フィルムのように繋がって流れる。
「いい人生だったね」と明るく送ってあげよう。。。
こんなうさぎのお雛さまのように、陽気に明るく