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地震・電気のない生活 [その他]

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外は雪。ずんずんと降り続く雪の中での地震は心細かった。

大きな揺れと共に電気は消えた。

その後も余震が続く中で、外に出ると寒いので、家の中で不安な気持ちで固まっていた。

時間が経過して、夜に近づいても電気が付く気配なし。

覚悟を決め、ろうそくや懐中電灯、卓上のカセットガスを用意。

我が家はオール電化なので、ガスもなく、暖房も電気。

でも、暖房は前の日の夜の電力を使って、石を温め、次の日の朝から熱を放つので、

一昨日の地震の日は寒くはなかった。(昨日は寒かった)

夕食は、ろうそくと懐中電灯の光の中で、カップラーメンとサラダ。

電気がないというのは、音のない世界なんだなぁと思った。

本当に静かである。

こんな薄暗い、静かな中での食事も、こういうこともなければ経験出来ない事。

少しだけ、楽しみながら、二人で美味しく夕食を終えた。

ずっと暗がりの中で、ラジオの地震情報を聞いていると、

近くでも、一人住まいや老人家庭は決められた非難場所に避難してる人も多い。

家は水道が出ていたが、同じ地区でも断水してる所もあった。

電気がないという事は、パソコンもやれないし、テレビも見れない・・・

暗いから、本も読めない・・・何も出来ないのだ。

暗がりの中でトイレに入って、便座に座ったとたん「おぉ~[exclamation] [どんっ(衝撃)]冷たい[exclamation×2]

「そうかぁ・・・当り前だよなぁ」と・・・

二階に行こうとすると、思わす階段のスイッチを押すことを、習慣的にやってしまう。

頼りはラジオと携帯だが、携帯も充電するのに、電気がいる。

ハラハラしながら、携帯を使っていたが、確か、電池で充電するのがあったのを思い出し、

使う事にしたが、これが意外に電池量を使うわりには満タンに充電出来ない。

電池の買い置きがなかったのが、とても心細かった。

携帯はメールが結構通じていたので、心強かった。

もちろん、気遣ってくれるログ友からのメールはとても嬉しかった。[わーい(嬉しい顔)]

夜になり、二人で暗い、音のない世界に入ると隔離された気持ちになるが、

携帯で安否確認や励ましのメールが入ると繋がっている感じがする。

それだけに、充電が上手く出来ず、残量が減って行くのに、危機感を感じた。

その日は、また大きい地震が夜中に来るといけないと思い、服を着たまま眠る。[眠い(睡眠)]

朝になり、明るくなると、ちょっと安心。[ハートたち(複数ハート)]

暗闇は怖いから、悪い方向へ考えが進んで行き、ろくな事を考えない。

2日目になっても、一向に電気が付かない。

夜が近づいて来ると、また不安が・・・拡がる。

そんな暗くなり始めた時、パッと電気付いたのだ。

その時、普通の蛍光灯なのに、「とっても明るい[ひらめき]電気」が付いたように嬉しかった。[わーい(嬉しい顔)]

生まれて初めての長い停電。

たった一日と少しが、こんなにも長く、電気の重要性と有難さを体全体で感じた。

私はこれだけで済んだけど、被災地の皆さんはもっと、過酷な重圧を感じながら、

心細く、不便な生活を強いられている。

そして、たくさんの亡くなった方に、深く御冥福をお祈りしたいと思います。

[もうやだ~(悲しい顔)]

今回の電気のない生活で、役立ったもの。

P3130004.JPG

直径10㎝の大きいの大きい蝋燭と私の作ったキャンドルライト。

明りを見ながら、茶香炉になり、お茶の良い香りが漂います。

太い蝋燭は全然なくなりません。

用意して置けば良かったなぁと思うものは、電池とチャッカマンを数本。

卓上カセットガスボンベの力が強いもの。

これを機に用意して置きたいと思います。

[黒ハート]

この二日間、お風呂にも入っていないし、ずっと服を着たまま寝ていたので、

今日は、お風呂に入って、パジャマを着て、ゆっくり寝たいと思います。

どうか余震や大きい地震が来ませんように[exclamation]

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